友人の「ミスドが30日までドーナツ100円らしい!!」というポストを見て、目の色変えて行ってきた。フレンチクルーラーは至高。
で、カフェオレを飲んでいるときにふとそのマグカップを見て、前々から時たま思っていたことを思い出した。ので書いてみる。
英単語の複数形で“s”で終わるもの、あれをそのまま日本語で発音すると濁るんだけど、清音になったりするものがある。そういうものは名詞としても単数形が使われて、そもそも発音さえされなかったりする。これが変に応用されると「あいちゅーん」なんて悲しいことになる。単数化ではないけれど、同じ「ズ」として扱われてしまうのか、“smooth”が「スムース」となっちゃったりもするね。thの発音はむつかしいね。
さて、実は、ミスタードーナツのロゴは“Mister Donut”と、sがなかったりする。これは“mister”だから単数になっているんだろうけれど、日本語ではドーナツと、逆に複数形になっている。一般名詞としても、ドーナットではなくてドーナツ(もしくはドーナッツ)が自然だろう。
なので複数形の単数形化が常に当てはまるわけではないんだなあと。むしろ、そういうのは傾向としてなんとなくあるだけなのかなあと思っていた。単純に「音の聞こえのよさ」で選ばれたものに当てはまったものが、ルールちっくになったというか。
だからたとえば、不可算名詞として使われる“content”とかも音の都合で「コンテンツ」になる。「ト」より「ツ」の方が聞こえや収まりがよいんだろう。でも、単数形の音が優先されるケースもあるね。WebSocketも、“Web Sockets”とか表記されてた頃に、日本語では「ウェブソケット」と読んでいた人が多かった。そっちのほうが収まりがよい気がする。
んーでも、これも例外というか、当てはまらないものがありそうだなあ。
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