Mark Pilgrimが彼の書いたものとともに消えてしまった。生きてはいるとのことだけど、それが良いのかどうか分からない。
彼はぼくが関わらせていただいたDive Into HTML5や、Dive Into Pythonシリーズ、Google Doctypeの記事とか、すばらしいものを幾つも公開していた。ユーモラスですこし毒や茶目っ気のある、彼らしい文章やページの作りが、とても魅力的だった。
DIH5やDIP3は、GitHubでforkされたレポジトリを基として、新しいホスト先ですでに公開されている。オープンにすることを信条としていた彼だから、こういうこともできたんだと思う。DIH5なんかはメンテが必要だから、そう思う人があつまれば、彼らしさが失われるかもしれないけど、「続ける」ことができる。
ただ、彼は自分でソースを絶ってしまった。forkされたリソースに対して、何もできなくなるというわけでは何らない。でも、彼が絶ってしまったことを考えてしまうと、そういった「残せる」「引き継ぐ」ことが、彼にとって良いことなのか、それがとてももやもやした中に隠れてしまう。
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